膝の痛み対策の考察
膝の痛みも発症当初は、痛かったり痛くなかったりの繰り返しで、ある程度の痛みは放っておくという方も多いようです。
ところがその痛みが長引き慢性化してくると、それだけで生活に大きな支障が出てくるようになります。
残念なことに現在の医学では、膝関節の状態がそれ以上進行しないように予防するといった、保存的治療が一般的となっています。
では、一度膝の痛みが慢性化してしまうと、元のように痛みのない生活を送ることはできないのでしょうか?
膝痛は膝関節だけが問題とするならば、膝関節が昔の状態になるよう若返るしか解決方法はないのでしょうか?
そんな時は、もう少し視野を広げて膝以外の部位にも注目していくことで、痛み対策のキーポイントとなる原因が見えてくることがあります。
なぜなら、「膝痛」とひとことで言っても、痛み方が千差万別だからです。
階段を上るときに痛む場合もあれば、降りるときに痛む場合もある。
正座をすると痛んだり立ち上がるときに痛かったり、歩き始めが痛い場合や長く歩いていると痛くなる場合。
痛い日もあれば痛くない日もあったり、天候や日によって違いが出ていたり・・・等々
これだけの痛みの違いがある以上、「軟骨がすり減っているだけ」や「膝に体重がかかりすぎている」といった原因だけでは説明が付かないことも多々あることでしょう。
そこでこのようなときは、痛みの引き金となっている筋肉や負担のかかっている動作を見つめ直すことから始めてみましょう。
膝痛という、いわゆる筋骨格系疾患の症状は、痛む場所以外にも多くの「原因」が潜んでいる場合があるからです。
その一つに、「患部の周りの筋肉」が異常緊張しているという問題があります。
例えば、膝に連動して使う筋肉、太股の筋肉や腰の筋肉、腹筋や内臓筋に至るまで、足の先から頭の先まで、膝の使い方にはその角度によって様々な筋肉が連動しています。
さらには無意識のうちに痛みをかばい続けることで、益々カラダのバランスが崩れ、それがさらに痛みを増幅させたり、治りにくくなるという「悪循環」に陥っていたりします。
ですので、痛みの引き金となっている周りの筋肉の状態を整えたり、それらに起因する動作を見直したりすることは、痛み対策にもつながるというわけです。
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